11月に読んだ本

■おまえの全てが燃えあがる

信濃が最終的に愛に出会えるストーリー

愛人の妻に追われ、住んでた町を引っ越しギリギリの生活(赤字)で過ごしていたなか、

学生時代に好きだった人に出会い、傷つき、不器用ながらいろんな人から愛を受け取っていく。

スピード感ががありさらっと読めるけれど、共感できる部分、読むのが辛くなる部分もありって感じ。

小さい頃から植え付けられた価値観って中々抜けないものだよなぁ、とか、人のエゴがいい方向にいかなかった時の話とかそういえばこういう話だったなぁと思い出せるかな。

睦月の役割に切なくなったし、青葉さんの強さと白鳥さんのストイックさとか、他のキャラクターも見所があって面白かった。というか、信濃と醍醐のノリが私好みでした。

 

■宝石商リチャード

3冊読んだけど、内容がどれも曖昧………時間を潰すのには調度いいかな。

でも一話一話軽く読めるけれど、内容はあった気がする。ただ、なんかたりないんだよなぁという感じです。

リチャードが日本からいなくなったので、続きが読みたい感はある。というか読みたい

 

■美少年探偵団/D坂と少年椅子

まって!マユミがクズじゃなくなってる!!!!だんだんとクズじゃなくなってる!ていうか物語に出てくる不良くんがいい子すぎて泣けてくる!ときめきものだよ!!!!

という感じの2冊でした。不良くんが活躍します。

 

■マリアビートル

新幹線の中で起こる殺人事件。

登場人物7割死んだね………

子供でも悪意が住み着いてて、それを自覚してる子供がいるっていう話。

塾講師の先生の話がすごく噛み砕いて話してて良かった。この部分だけ読み返してもいいかも。

 

■生きるぼくら

出来すぎてても、ストーリーとしてはすごく良かったです。

社会にはカーストがあるって話も、ずるいやつらが上に登って行くって話も。

頑張れば幸せになれるってことも。

 

■明日はひとりにしてくれ

瑛人は結局1人にはなれないね。血が繋がってなくても、たくさんの絆があったね。

優しさを優しさで返すことが出来る、そんな人になれることってすごいと思うし、

人に八つ当たりをしないってこともすごいなって思いました。

 

ちゃんとめもってなかったから、どんなところが好きかってうまくいえないけれど、

こんな感じだったきがする。

 

今、本当の花を見せてあげるを読んでるけれど、結構想像しちゃう方だから、映像にするとグロい部分とかもある感じっす。でも切ないな、あったかいなって部分が結構あって、人の一生とは?って主題なのかな?と途中まで読んだ感想。