映画 gifted 感想

面白い主題の映画やるんだなって思ったのが第一印象

和む雰囲気なのかと思いきや内容が重かったのが第二印象

総合的に面白かったなっていうのが第三の印象

 

最寄り映画館の上映予定のページを見ていて、この作品面白そうと思い、見にいこう!と決めたのですが、上映される劇場の少なさにびっくりしました。

TOHOの各劇場とちょっとした劇場でしか公開されてないんじゃいですかね?

 

Twitterで回ってくるくらいには一般の期待値高いと思っていたのですが………

 

ストーリーとして私が受けたのは

1.才能をどう成長させるか

2.人を愛するというのはどういうことなのか

 

です。

ここからネタバレを含む見ますので、注意!

ギフテッドの少女メアリーはある日、フランクに言われ学校に通うことになります。

まぁメアリーは才能、特に数学の才能があるので同い年の子の勉強なんてつまらないんです。

フランクはなぜメアリーを学校に通わせたかというと

普通を知ってもらうため。

友達がいて、恋をして、と私達が生きている日常を知ってもらうため。

 

メアリーの母親、同じく数学の才能を持っていたフランクの姉は結局自殺をしました。

普通を知らずに生かされた姉を知っているフランクは才能を伸ばすだけが、本当に彼女のためになるのか、それとも普通だけを知っていくのがメアリーのためになるのか葛藤します。

 

そこに、ギフテッドを姪が持っていると知ったフランクの母親イブリンが登場。

お金を掛けてメアリーの才能を伸ばそうとします。

 

2人の関係などの物語がありクライマックスへ。

 

 

ここで、メアリーのお話になるのですが、

フランクとの喧嘩は耐えいなくても、メアリーはフランクのことがとっても大好きです。

彼はメアリーに愛とは何かを教えてくれます。

また、学校に通い始めたメアリーは思いやりのある子に育っていきます。

例えば、板の上に動物園を作るという課題が出されます。そこにいじめられっ子っぽい男の子がすごく上手に作ってきましたが、その男の子はスクールバスの中を移動中板のことしか見ていないので、転ばないかもうヒヤヒヤします。

そこに年上にいじめっ子が足を引っ掛けるんです。

板は破損するしで、悲惨な状態に。

そこにメアリーは本で年上の男の子を叩きます。対話の仕方もわからず衝動的にやってしまうんです。

 

男の子は鼻の骨を折る重症

この後いろいろストーリーが発展していくのですが、そこは省きますね、見て欲しいので。

メアリーはこの後、クラスでこんなことを言います。

 

本で殴ったことは良くないことだし謝ります。もうしないので、私のことを怖がらないで

それから、彼が作った動物園はすごくいい出来だった、拍手をします。

 

みんなの前で謝ることもすごいけれど、他人を褒められることもすごく勇気のいることだと思います。

こういうメアリーの成長、フランクの葛藤がすごく綺麗に描かれているところがオススメです。

 

メアリーの表情や、フランクとの会話も見所ですので、気になったら見て欲しいです。

 

最近みた映画情報でした。